速く走るランニングの方がカロリー消費が多くて痩せる?遅いジョギングはダイエット効果なし?



ダイエットのために、ジョギングをしようと思っています。
体力がなくあまり速く走れませんし、走っても10分も持ちません。
やはり、速く走った方がカロリー消費が多いのですか?遅いジョギングでは痩せないでしょうか?


遅い速度のジョギングより、速く走るランニングの方が、カロリー消費が多いのは確かです。
しかし遅い速度のジョギングであっても、走った分カロリー消費します。10分速く走るよりも、30分のゆっくりとしたジョギングの方がダイエット効果があがるでしょう。
遅いジョギングでも変わらず効果あり!
ランニング・ジョギングは、多くのモデル・芸能人も行なっているスタイル維持法ですね。
蓄積されている体脂肪を燃やす、大変効果的な有酸素運動ダイエットです。
ダイエットでは強度が高い運動の方が、カロリー消費量が多いのは間違いありません。
ゆっくりとしたジョギングよりも、速く走るランニングの方が『カロリー消費量が多い』=『痩せる』となります。
ただし、速く走ってカロリー消費量が多くても、時間が短ければそれだけのカロリーしか消費しませんね。
いくら速く走っても、走る時間が短ければ、燃える体脂肪の量は少なくなります。
有酸素運動は20分行わなければいけないわけではありませんが、少しでも長い時間運動した方が、蓄積されている脂肪がエネルギー源として使われます。
そのため、ゆっくりとしたスピードの遅いジョギングを長時間行なった方が、ダイエット効果が上がるのです。
さらに、速く走るランニングは、実はダイエットには向いていません。
速く走るランニングがダイエットに向いていない理由
有酸素運動をすると、体内の糖質や脂肪をエネルギー源として、カロリーを消費します。
結果『痩せる』となるわけですが、実は筋肉も分解します。
速く走るランニングは、強度のキツい運動のため、その分多くのエネルギーが必要となり、筋肉の分解量も増加します。
ですから、あまりに速く走るランニングは、痩せにくい体にしてしまうのです。
食事制限だけのダイエットを行なって、リバウンドしてしまう理由でもありますね。
特に中年の方がダイエットをする場合は、有酸素運動と無酸素運動の両方を行なわなければ、スタイルはどんどん崩れてしまいます。
痩せても引き締まっていなければ、綺麗なスタイルとは言えませんね。
肥満解消するために、バランスのよい食生活が必要なように、運動もバランスよく行なった方がいいでしょう。
メタボに効果的!速度の遅いジョギング
ダイエットを始めても体力がなければ、ジョギングの継続は難しいもの。
多くの方が、無理なくできるウォーキングでのダイエット法を行なっていますが「なかなか痩せない」と嘆いている方もいますね。
ウォーキングで痩せない方は、ゆっくり走るスロージョギングを行なってみましょう。
時速3~6kmのウォーキングと、同じ速度のスロージョギングのカロリー消費量は、以下のようになっています。
- ウォーキング:体重1kgあたり約0.5kcal
- スロージョギング:体重1kgあたり約1kcal
スロージョギングのエネルギー消費量は、ウォーキングの2倍。
同じ時間有酸素運動をしても、2倍のカロリーダイエット効果が見込めるのです。
さらにスロージョギングの運動強度は、ウォーキングとさほど変わりません。
つまり、ウォーキングと変わらない運動量で、ダイエット効果がアップするのです。忙しい主婦にはもってこいですね。
スロージョギングは、『あさイチ』でも『隠れメタボ解消法』として放送された、効果的なダイエット法。福岡大学教授のスポーツ科学部 田中宏暁氏が発案した運動法です。
1日1食ダイエットを行なった男性は、2ヶ月で7キロのダイエットに成功しましたが、中性脂肪が倍以上に増えていました。
間違ったダイエットをすれば、隠れ肥満になってしまうのですね。
スロージョギングを、1ヶ月の実践で中性脂肪や血糖値が低下し、血圧も正常になるという実験結果が放送されていました。
中性脂肪が高い方、お腹周りの脂肪が気になる方、メタボと診断された方もゆっくり走るジョギングは大変効果的です。
今回は以上になります。
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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